黒ナンバーを取得して事業を開始する前には、事業用任意保険への加入は必須だといえます。
黒ナンバー車両は自家用車に比べて使用頻度が高く、走行距離も長くなるため、交通事故のリスクはその分高くなります。
自賠責保険の補償では補償対象や補償限度額が限られているため、事故内容によっては自賠責保険ではカバーできない損害賠償金が発生してしまいます。
また、アマゾンフレックス(Amazon Flex)、PickGO、ハコベルなどの配送業務委託では任意保険への加入が登録の条件(アマゾンフレックスでは、対物1億円以上、対人無制限)になっているため、その意味でも任意保険への加入は必須と言えます。
行政書士事務所ニュープランでは、運輸支局への軽貨物運送業の開業の届出、軽自動車検査協会での黒ナンバーの取得を一貫して代行いたします。
軽貨物黒ナンバーが加入すべき3つの保険
自賠責保険
法律(自動車損害賠償保障法)で加入が義務付けられている、いわゆる「強制保険」です。
自賠責保険の補償範囲は対人事故のみで、補償額は限定されています。
死亡:上限3,000万円
後遺障害:上限4,000万円
傷害:上限120万円
任意保険
名前の通り加入は任意で強制ではありませんが、軽貨物運送事業を行うには必須の保険と言えます。
任意保険の補償範囲は幅広く、加入者のニーズに合わせて補償内容を選べるのが特徴です。
主な補償内容は、賠償責任保険・傷害保険・車両保険の3つに分けられます。
賠償責任保険:他人にけがをさせたり、物品を破損した場合に、損害を補償する保険
傷害保険:自分や同乗者のけがを補償する保険
車両保険:車両が破損した場合に、損害を補償する保険
貨物保険
運送業のドライバーが運送中に貨物を破損してしまった場合に、荷物の所有者に対しての損害賠償を補償する保険です。
事業用任意保険の特徴
保険料が自家用任意保険より高い
黒ナンバー車両は交通事故のリスクが高くなるため、保険料は自家用任意保険より高くなります。
相場では、事業用任意保険の保険料は自家用任意保険の2~3倍になります。
取り扱う保険会社が少ない
事業用任意保険を取り扱う保険会社は、一部の大手保険会社に限られます。
自家用車任意保険を引き継げないことが多い
黄色ナンバーを黒ナンバーに変更した場合、自家用任意保険をそのまま引き継ぐことは基本的にできません。新たに事業用任意保険に加入することが求められます。
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軽自動車税申告書の書き方はこちらで解説しています。
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個人事業主としての黒ナンバー取得方法を解説しています。
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